アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

胸痛の正体は・・・? 2020年2月

循環器内科では、治療の必要な心疾患の可能性は極めて低いものの、不整脈があることや運動後の激しい動機や立ちくらみに対して、検査をすることになりました。 心臓エコー検査、24時間ホルター心電図(ポータブル型の心電図を24時間つけ続けて不整脈がないか…

検査結果は・・・ 2020年1月

そして、定期受診で結果説明を受けると、負荷試験で異常値は見られなかったため、副腎皮質機能低下症と成長ホルモン分泌不全症は否定されたのです。検査後の体調不良も問題ないとの返答でした。 …普通なら、喜ぶところだと思います。でも私は、自分が苦しん…

初めての検査入院 2020年1月

再受診時に追加で検査した成長ホルモンの値にも異常があり、検査入院は2泊3日でした。普段の主治医は外来専門なので、入院中は別の医師が主治医となり検査をしてもらいました。 胸痛があることを4月あたりから伝えているにも関わらず、一度も胸部の検査がさ…

バセドウ病以外の病気って? 2019年11月~12月

甲状腺以外の内分泌疾患を疑うための検査は11月中旬にしました。 その検査はコルチゾールを調べる検査で、空腹時の早朝に安静にしたのちに採血することが正しい検査方法です。 しかし、2カ月前にそのことを口頭で言われていたのですっかり忘れて、午前半日働…

ハテナだらけの病休生活 Part3

私の務めていた病院では、傷病見舞金という制度がありました。 健康保険組合で支払われる傷病手当とは別に、法人の中で「標準報酬月額」の30%を支給しますよというものです。働いていなくても、健康保険料や住民税など今までの給与から引かれていたものは引…

ハテナだらけの病休生活 Part2

傷病手当とは・・・? まず、傷病手当は健康保険組合に加入している者が業務以外でケガや疾病により働くことができなくなったときの給与負担をしてくれるものです。同一のケガや疾病に対して、最大18か月受け取ることができます。健康保険料は、皆さん支払っ…

ハテナだらけの病休生活 Part1

私がバセドウ病になって最初に苦しんだのは症状ですが、その次に経済面での不安でした。「バセドウ病です」と診断される直前まで夜勤をしていたのが、いきなり病休です。 傷病手当は聞いたことがありますが、実際にどうやって申請するかなんて知りませんでし…

2度目の職場復帰

10月に片頭痛を診てもらっている医師の受診後、職場の上司に相談しました。 主に、働きたいという意思はあるが働ける体力がないこと、休職の期間が延びることで自分のただでさえ未熟な技術が劣ってしまうことに不安があることを伝えました。 総看護師長とも…

バセドウ病だけのせいじゃない? 2019年9月

夏休みが明け、祖母の施設入所、祖父のデイサービス入所など周りの環境が落ち着いたところで、私は体調を崩しました。例のごとく、動けないのです。 夏に強制的に?体を動かしていたのに、体力がつくどころか疲労感が強く残り、再び悪夢をみるようになったの…

疲労困憊 2019年夏

夏に近づき気温が高い日が多くなったり、梅雨に入り雨が続くようになると状況は元通りになりました。 朝起きられない、1日中頭が重い、午後になると動けなくなる、という状態です。 それによって、洗濯はなんとか頑張っていたのですが、夕食を作ることや家の…

嵐の前の静けさ 2019年5~6月

休職してから1日中横になっていることが多い生活をすると同時に、ホルモン値は正常になってきているので、体重が増加していきました。 病前に3週間で6㎏落ちた体重は、病後半年近くで10㎏ほど増量したので、平常時よりも4㎏は増えているわけです。主治医から…

2回目の休職 2019年3~5月

休職後、副総看護師長の計らいで、セカンドオピニオンという形で主治医とは別の医師の診察も受けました。 1時間に及ぶ診察の中で、橋本病の可能性も否定できないことや、私のように精神症状が強く出てしまう患者もいることを知りました。バセドウ病以外の疾…

悩み苦しんだ2019年1~2月

1個前まで生意気にも看護論を語ってしまいましたが、ここからが本当に苦しんだ1年間の始まりだったように思います。 復職後も体調不良が続いているのに、医師からは「無理せず働いてもいい」と言われる...この状況を変える解決策を見出せずに1か月ほど悩みま…

つたない私の看護観 Part4

「あなたのことを信頼しないと、患者は本音を吐けないですよ!」 これは一つ目と二つ目の総括の部分です。患者の気持ちは100%を理解することができないということを念頭に置きつつ、その人に合った看護の方法を考えていくことが大切かな、と思っています…

つたない私の看護観 Part3

「でも理解できないから、看護できる部分もある」 1つ目と真逆なこと言ってんじゃん!となるでしょう。しかし、私がリハビリ勤務での2回目の復帰の際、今までの自分とは違う感じ方をしていることに気づきました。余命幾ばくもない患者に接するとき、心肺停止…

つたない私の看護観 Part2

「患者の気持ちは100%理解できない!」 私が病気になったとき、夫をはじめとする家族に言われて地味に傷付いたのは「看護師さんだから、先生が何言ってるかわかっていいじゃん。自分がどうなるかわかってよかったね」という言葉でした。でも、私は1人の人間…

つたない私の看護観 Part1

患者になった看護師として、今までとは違う看護観が生まれたので、生意気に語ってみようと思います。 そして、私が今後もし看護師として復職できることがあったら活用する健忘録にでもします。データや根拠はすべて主観なので、軽く読み流してください… 私の…

1度目の復職

治療開始から2か月弱経過した1月の血液検査で FT-3 2.56 FT-4 0.84 TSH0.072 と順調に改善してきたため、復職しました。内服もプロパジールが2錠/日に減量され、ヨウ化カリウム、インデラルの2剤は内服中止になりました。 ただ、体力がかなり低下し、家事…

バセドウ病との闘い 2018年11月

2018年11月某日よりバセドウ病の治療が始まりました。 最初は家のことが何もできないため、フルタイムで仕事をしている夫の家事負担が増加し、1週間ほど実家へ帰って療養していました。実家では掃除や食事作りなどできる範囲の家事をしていましたが、ほとん…

ついに、バセドウ病発症

昨年の11月、秋の風を感じてバセドウ病発症までの1か月半を思い出し、胸が苦しくなりました。今は、過去のこととして少しだけ受け入れることができてきましたが、ここからすごく重い物語が始まっていきます… 挙式後から夜もよく眠れない日が続いたり、50mに…

バセドウ病発症まで・・・

私がバセドウ病になったのは、2018年11月の話です。 2018年10月、私は結婚式を挙げました。 約1年前に式場を決めてから、私はとにかくやることがたくさんありました。 私と夫の交際期間は1年半でした。私は姉と姪と暮らしており、夫は実家で母と兄弟と暮らし…

はじめに

自分がこんな風にブログを書く日がくるとは、2年前には考えつかなかった現実です。 今も体調がすぐれない日もあり、ブログの更新は私の体調と気分()でぼちぼち更新していくことになります… 私はおよそ7年前から看護師として働き始め、2年前に結婚しました…