アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

検査結果は・・・ 2020年1月

そして、定期受診で結果説明を受けると、負荷試験で異常値は見られなかったため、副腎皮質機能低下症と成長ホルモン分泌不全症は否定されたのです。検査後の体調不良も問題ないとの返答でした。

 

…普通なら、喜ぶところだと思います。でも私は、自分が苦しんできた部屋から出るための答えのドアが、急に閉められたような絶望感でいっぱいでした、私は、この1年以上もの間、ずーっと体の不調に苦しめられてきたのです。副腎皮質機能低下症や成長ホルモン分泌不全症の症状は私に合致するものが多くありました。

ただ、その2つの疾患にかかると一生涯薬は切っても切り離せないものになり、今後の人生設計が大きく変わるものなので、その疾患を否定されたことに安心感もありました。夫や私の周囲の家族や友人は、その疾患でなかったことを喜んでくれました。

 

 

しかし、内科的な疾患を否定された今、私に残った可能性は精神疾患であることです。ただ、私の主治医は精神科受診を積極的には勧めてくれませんでした。精神科に受診するのはとてもハードルの高いことです。街中にあるメンタルクリニック心療内科は初めての受診でも見てくれることも多いのかもしれませんが、私の通う病院では精神科にかかるためには、紹介状が必須です。

私の主治医は基本、専門的な疾患を診るだけだったので、精神科受診につなげてくれたり、ずっと続いていた胸痛の原因検索をしてくれる循環器内科につなげることはありません。

私には紹介してくれる医師に受診する必要がありました。幸い片頭痛担当の医師が、片頭痛薬の内服再開のために胸痛は不安材料であったため、循環器内科の紹介をしてくれました。

しかし、私の疾患が1つだけでなく色々な疾患が混ざり合っている状況であったため、2度目の休職時にお世話になった医師に個人的に相談し、総合内科の医師への受診をつなげてもらいました。