アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

ハテナだらけの病休生活 Part3

私の務めていた病院では、傷病見舞金という制度がありました。

健康保険組合で支払われる傷病手当とは別に、法人の中で「標準報酬月額」の30%を支給しますよというものです。働いていなくても、健康保険料や住民税など今までの給与から引かれていたものは引かれ続けます。企業によって、健康保険料や住民税などの支払いがどうなるのかは違うと思うので一概には言えませんが、私の務めていた病院は引かれるものはいったん病院が立て替えて払い、傷病見舞金の中から清算され、その残りの額が振り込まれます。

標準報酬月額30万円で30日分の計算すると・・・

30万円(1万円×30日)×0.3(30%)=1か月9万円の支給です。

そこからもろもろの経費が引き落とされ、私の場合は半額以上減った額が支給されていました。ちなみに私は財形貯蓄を月2万円ほどしていたので、その額も病院が立て替えて、傷病見舞金で清算されました。

 

あくまで私の受診していた病院の話になるのですが、主治医の診断書は保険適応外なので実費負担です。私は1通診断書を発行してもらうのに2千円かかりました。そして、傷病手当申請書は保険適応で1通330円でした。

私の主治医は2か月おきの受診時に、その都度診断書を発行していたので、総額2万円実費負担でした。正直、半年とかで診断書出して働けるようになったらその時点で診断書の効力をなくすようにしてほしかった…と思いますが、病気がいつ良くなるかなんて誰にもわからないことだから、仕方なかったのだと割り切ることにしました。でも、、、受診の度に「まだ働けません」って上司に診断書もって伝えに行くのは、精神的にきつかったなとも思います(泣)

 しかも!受診は2ヶ月に1度なのに、申請のために毎月依頼をしてそれを受け取りに行って総務に提出して・・・とすると、交通費も受診日以外にもかかることになります。(私は電車通勤していた勤務先の病院の受診だったので、通院も電車でした)

 

20代のうちに「病気になって働けなくなったらどうしよう?」なんて、考える人って少ないと思いますが、私は幸い病院の保険や休業補償制度に助けられ、生き延びました(大げさ…)。でも、できるならば通院保障のある民間保険にしっかり入っておけばよかったとも思うのです。

 

 

もう少し闘病記を綴ったら、今度は「こんなやりくりの仕方があったのね…」という話を共有したいなと思います。