アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

1度目の復職

治療開始から2か月弱経過した1月の血液検査で

FT-3 2.56

FT-4 0.84

TSH0.072

と順調に改善してきたため、復職しました。内服もプロパジールが2錠/日に減量され、ヨウ化カリウム、インデラルの2剤は内服中止になりました。

 

ただ、体力がかなり低下し、家事をするのも一苦労するような状態は変わらずにいました。医師から復職の許可が出たことも復職した理由ではありましたが、その当時は「失われた自分の夢(妊活)を早く取り戻したいから、早く仕事を元通りにできるようになりたい」という気持ちのほうが強かったように思います。

 

最初のうちは半日勤務をしてしましたが、半日だけでも体力的に厳しいこともありました。また、半日勤務といっても人を相手にする仕事のため、途中で仕事を切り上げるわけにも行かずに残業することも多かったです。私の場合、上司に恵まれていたので、仕事はかなり融通が利いていて、仕事量の増える日曜日に出勤することはなかったし、私の都合で出勤日を調整してくれていました。ただ有給が消化しきってしまうと欠勤になってしまうので、そこを考えながら働いていました。

業務がなかなか途中で切り上げられないことと、有給の消費を減らすことと、4月からの完全復帰を目指して、2月から1日勤務をするようにしました。

 

しかし1月の後半から、立ちくらみが激しくなり、常に嘔気がしていました。再び、悪夢を見ることも増えてきていて、自分の思うように働けないことへの焦燥感や検査データでは良くなっているのに症状に改善がないことへの不安感を強く感じ、情緒不安定な状態でした。そのため主治医へ症状の改善が見られないことを相談しましたが、「体力の消耗が激しいので、無理しないようにしてください。自分のペースで仕事を続けて大丈夫ですよ」とのことで、「無理しない」ことが可能ではないこの状況を変える解決策は見出せませんでした。