アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

つら過ぎる…

なぜブログを投稿してこなかったのか?の理由は、

つわりがひどかった

というのが1番です。

 

今まで経験してきた、バセドウ病の急性期も、1回目の職場復帰後も、溶連菌感染も、検査入院後の体調不良もつらかったけれど、つわりに関しては妊娠6週から妊娠20週頃(ピークは10週〜14週)の間波はあるものの生きてきた中で一番つらかったと言っても過言でないくらい、ずっとつらくて、本当に思い出すだけで嫌になるくらいです。

 

よく、吐きづわり?食べづわり?とか聞きますが、そんなもんじゃないよ‼︎という感じで😭

私の場合、

においがダメでずっと胃もたれ、胸やけをしているけれど、食べないと余計に気持ち悪くて、食べたらそれはそれで気持ち悪くて、お風呂に入ろうものならめまいがして、のぼせて吐き、歯磨き粉で吐き、歯ブラシでも吐き、コップでの飲水がダメになり、ペットボトルの水さえ飲むのがきつくなり、トマトときゅうり以外は食べたくない(サンドウィッチつまんでみたり、冷やし中華食べてみたり、チキンナゲット食べたり、はしてましたが)日々が続き、1日の尿回数が2回まで減り、体重も5kg減っていたので、何度か点滴をしてピークをしのいでいました…

元医療者ですが、私は血管が浮き出ている腕ではないので、針を刺されることが苦痛だし、点滴で2時間硬い処置台に寝たままも苦痛だし、点滴しても症状は変わらなくて、「私は何のために生きているの?😖」と何度も思いました。

 

妊娠14週を過ぎたころから、キリンレモンと友だちになり、少しずつ食べられるものが増えてきましたが、食後の胃もたれで悶絶or撃沈する日々は続き、水分補給がキリンレモンからレモンティーに変わり、胃もたれの度合いが少しずつ良くなって、食べられる量が増えてきたのは妊娠20週を過ぎたあたりで、食べたいものと食べられるものと量が一致してきたのは妊娠26週あたりからです。飲み物は、レモンティー→低カフェインほうじ茶→ミネラルウォーター(現在)まで回復しました😅

 

ちなみに、排卵日を1週間ほど過ぎたあたりから、食欲は減らないけれど胃もたれは始まっていました。眠気も強かったし、なんだかいつもと違う不調を感じていたので、早い段階で妊娠が判明しました。

 

そんなこんなで、つわりのダメージが強すぎて、妊娠=幸せ と感じられるようになるのにも時間がかかり(贅沢な悩みだとは重々承知しています)、ブログに手をつけられずにいました。

 

ただ、つわりのおかげなのか?食事に関して食べ過ぎることがないので、体重増加で注意を受けたり、検査でひっかかることも今のところありません。

実は妊娠してました

1月以来、まったく音沙汰もないまま、現在妊娠8ヶ月に入っております。

 

精神科の薬は切れていないし、橋本病合併もしているけれど、仕事を辞めてそろそろ1年…

何のために仕事辞めたんだっけ?

コロナも落ち着きそうにないし…

と、気持ちがモヤモヤして余計に精神科の薬に頼る日々が続いていたので、思い切って避妊をやめてみたところ、無事に赤ちゃんを授かりました。

 

もちろん、妊娠がわかってすぐ精神科の薬はやめてすぐに受診したし、バセドウ病のほうも定期受診を重ねて寛解に近づいています。

 

なぜブログを更新してこなかったか、ということはまた次回投稿しようと思います。

寛解…⁉︎

気づけば年が明けてしまいました…

 

身内の不幸があった関係でバタバタしつつ、

そのせいで精神的な負担ものしかかり、

年末のバタバタも重なり、予定のない日は

まさに「無気力」で不摂生な生活を送っていました。

 

生理前や外出が多かったあとは、相変わらず体が動かず、

悪夢や中途覚醒に見舞われます。

 

 

先月、バセドウ病の定期受診に行きました。

結論からいうと、数値は安定でした。

寛解ではあるものの、内服を中止して3ヶ月なので

少なくとも1年は経過観察したうえで

「正式な寛解」 になるそう…

 

ただ一つ心に残る結果もありました…

前回の受診で調べた抗サイログロブリン抗体の結果が

298 H 

主治医曰く

「前からわかっている通り橋本病も合併しているから上がっている値です。

  でも、やることは変わらないですからね」

と。

 

いや、

私、違う医師に橋本病の可能性もあるとは言われたけど、

主治医には言われてませんよ?

 

 

しばらく思考停止しましたが、次回の受診が3ヶ月後だったので、

急いで橋本病の治療や難病指定のこと、妊娠による影響を質問しました。

橋本病合併のバセドウ病患者は一定数いて、

難病指定になる状態は橋本病により甲状腺機能が低下し、

治療が必要なときに医師の診断書を提出するようになるそう。

妊娠することは今からでも問題ないものの、

橋本病合併での妊娠では甲状腺機能への影響が出やすい

とのことで、妊娠発覚後は定期受診を待たずに早く再診をと。

 

 

なんだかモヤモヤしたまま帰宅するのも癪だったので、

スタバに行ったり、お買い物をして気持ちを落ち着かせました。

そろそろ2年

私がバセドウ病と診断されたのは2018年11月。

 

そろそろ2年が経ちます。

今思い返しても、本当に辛くて、苦しくて、

吐き気がしてきそうなほどです。

 

まだ完全に復活とは思えないけれど、

身体はずいぶん楽になりました。

日常生活で"良くなったこと"を実感するのは

難しいですが。

 

体調が良くなったと一番実感するのは、

お出かけのときです。

先日姪や甥と横浜、お台場に行ってきました。

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横浜は、中華街・山下公園・赤レンガ倉庫・MALIN&WALK・横浜ハンマーヘッドなど、とにかくたくさんの距離を歩かなければいけないのですが、日中いっぱい歩いて、時々小2の姪を抱いて、なおかつお台場のデックス東京ビーチも観光できるという、自分の体力にびっくりしました。


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少なくとも半年前は、近くのショッピングモールを2時間歩き回ることすら苦痛でしかなかったので、本当にすごいことです。

 

ちょうど1年前に姪や甥とディズニーに行ったときは、帰ってきてから疲労と怠さでかなり辛かったのですが、今回は疲労は強く残ったけれど体が動かないくらいにダメージを負うことはありませんでした。

 

 

病気になって2年間で失ったものはたくさんあります。

この道のりを"あっという間"だとは思えないし、病を患って受けた心の傷はまだ癒えません。

ただ、たくさんのものを失って、その分心が軽くなった部分もあります。これは失わないと気づかないことでした。

闘病から2年、

自分の身体と心と向き合い続けて、

前を向けるようになり、

できない自分を受け入れられるように

なりました。

2年前の自分からかなり成長しました。

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きっとまだまだ続く私の人生がもっと

充実するように、ゆっくり、ていねいに

過ごしていこうと思います。

 

 

日ごろ私のブログを見てくださっている皆様

闘病のネタは尽きてきて、投稿の頻度は月に1,2回になるかと思います。

なるべく続けていきたいと思うので、たまーに覗いていただけると幸いです😌💕

 

妊活って…?

私は昔から赤ちゃんが好きで、近所のおうちの赤ちゃんとひたすら遊ぶ日々を過ごし、次第に親戚の子や甥、姪が生まれ、ちびっこのいる空間が当たり前に生活していました😊

 

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そんなわけでもちろん、結婚したら子どもが欲しい!むしろ、子ども欲しいから結婚したい!願望がありました。

まだバセドウ病を発症する前の2年前に、冬から妊活のために勤務を制限する相談を上司としていました。そんな矢先のバセドウ病発症だったので、妊活なんて夢のまた夢の状況になってしまいましたが…。

 

でも子どもが欲しいと思っているわりには、実際のところ「妊活」が何か全くわかっていませんでした。

それこそ、「避妊具をつけずに性交渉して、子どもができなかったら不妊治療になる」くらいの気持ちでいました。

 

 妊活とは・・・「妊娠活動」略語。 妊娠について知識を身付けたり、家族などと話し合い、妊娠にあたって自身身体現状把握、医療による不妊治療などといった一連活動を指す。(Wikipedia「妊活」より参照

 

とりあえず妊娠についてはなんとなくどういうことかわかっていましたが、基礎体温をつけていたわけでもないし、職場で子宮頸がん検診を受けたついでにエコーで病気がないか診てもらうくらいでした。

 

バセドウ病発症で妊活への期待はどんどん減っていったし、身体的にも精神的にも弱ったままで妊娠出産ができるわけないとも思っていたので、去年の今頃は「妊活」について考えられる状況ではありませんでした。

 

でも、2回目の職場復帰で仕事を続けていくことが厳しいと実感したとき、「やっぱり子どもが欲しい🍼」という思いが強くなり、退職という道を選びました。

 

「プロパジールの内服が中止になって、眠剤も切れたら妊活なのかな?いつになるのかな?」と考えているうちに、あっという間に半年が経ち、プロパジールの内服が中止になりました。

プロパジールが中止になるとバセドウ病が再燃する可能性もあり、再燃してしまうと妊娠はまたしばらくできなくなります。

プロパジールを少量飲み続けながら妊活もできるのですが、眠剤の調整をしなければ妊娠が難しいのであれば、一度プロパジールを飲まなくして、寛解にもっていってから妊活を始めるというほうがベストという判断で寛解を待つことにしました。

精神科の定期受診でも眠剤の調整を始め、依存性の低い薬に変えて徐々に内服を無くしていく方向になり、1歩ずつ妊活のステップを昇り始めました。

 

 

Wikipediaの「妊活」の意味を考えると、私の場合、退職して体調を整えていく道を選んだ時点で妊活は始まっていたのかもしれません。

 

 まだ「今すぐに!」とはいかず、正直なところ「いつになるんだ?」という焦りもありますが、眠剤を減らせるように日中の活動を増やしたり、葉酸を飲んだり、基礎体温を測ったり、赤ちゃんを迎える自分の体の準備を進めています。

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続く不調との闘い Part6

 

 

 

 

8月下旬、自宅から通いやすい耳鼻科へ受診しました。

鼻からの内視鏡で「慢性上咽頭炎」であることは明らかで、

抗生剤では治らないと医師から言われました。(やっぱり…)

 

すぐに治療にうつりました。塩化亜鉛のついた綿棒を

鼻の穴から鼻の奥に突く感じで30秒ほどグリグリされ、

綿棒を確認すると明るい鮮紅色の血液が🩸ビターっと

くっついています。

炎症がなければ、血液がつくことはないそうです。

これを両鼻やって治療はおしまいです。

インフルエンザの検査で綿棒を入れるのはすごく

痛いという認識だったのですが、この治療で

綿棒を入れること自体は痛くありません。

喉の奥を突くのは痛いですが、体調不良で長く

苦しんでいたことや、漢方を飲むことに比べたら

我慢できます(涙は出ますが)

 

ただ、効果が現れる時間は個人差があり、一般的に

10回以上やると効果が出てくるようです。

良くなってくると、綿棒に血液はつかなくなるらしい

のですが、週に1回通院して、2週間ほどサボりつつも

5回通院した時点では、まだまだ血液は🩸べっとり付いています…

通っている耳鼻科の医師曰く、台風の時期は悪化しやすいそう

なので、「10回以上」というのはあくまでも目安なんだと思います。

 

肩こりや頭痛は割と早期に効果が現れるとのことですが、

頭痛は通院前からほとんど落ち着いていたので変わりなく、

肩こりは…あまり変わらないような…という感覚です。

本によるとのどに痰が絡む感覚(後鼻漏)は、比較的効果

が現れるのが遅い症状で、15回以上で効果が出てくると

書かれています。

 

 

どの病院でもやっているわけではないこの治療、

自由診療なんだろうな…」と思っていたのですが、

保険診療でした。

最初は、内視鏡をしたので3000円ほどかかりましたが、

2回目以降は鼻を綿棒でグリグリするだけなので400円ほど。

薬の処方はありません。

 

医師に「こういう症状で苦しんでいる人はだいたい

高い検査(MRI,CT,脳波)して問題ないです、

精神科に行ってくださいって言われたり、

精神科でも薬が出されるだけで、根本的に

解決していないことが多いんですよ」と言われ、

「まさに私だ!」と思いました。

私の場合は、医療費に関しては一番費用がかかる期間は

病院に所属していたので、かなり医療費負担は軽いですが。

 

まだまだ効果の実感ができないこの治療…

あと、5回は続けてみようと思います。

久しぶりの投稿…近況報告

気づけば更新せずに、1ヶ月弱…

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9月は通院や買い物で出かける用事も多く、

季節の変わり目で雨🌦が多かったのもあって

体調が優れない日が多くありました。

久しぶりに「朝起きた瞬間から動けない😨」感覚や

「立っているとめまいがしてくる😵」感覚に襲われ、

「良くなっていない自分」に落ち込む日もありました😥

 

 

ただ、9月初めのバセドウ病の定期受診で

数値が基準値内で安定しているため、一旦

プロパジール💊の内服が中止になりました!

1カ月後のフォロー受診でも数値は横ばいで、

次は2カ月後のフォローになったので少しずつ

寛解」が近づいてきました。

 

少しずつ精神科の薬も中止にしていきたいので、

依存性の低い眠剤へ9月下旬から切り替えました。

寝つきが悪くなったり、悪夢👻をみたり、日中でも

眠いことが増え、身体はどんよりしていることが多い

ですが、中途覚醒してもすぐに眠れるようになりました。

なかなか"すっきり寝て起きる"状態にはなりません…

 

 

次回こそ!

慢性上咽頭炎の治療「EAT👃🏻」について書きたいと思います。