続く不調との闘い Part4
第二戦目は「自分にとって調子のいい状態を知る」ということです。
どういう生活習慣なら、調子がいいと思えるのか分析するようにしました。
その前に、運動習慣ってほど大それたものではないですが、起床時と就寝前にストレッチをするようにして、リラックスできるようにしていました。また、身体を温めるようにしたり、常温の水をなるべく飲むようにしたり、寝る前にリラックスできる音楽を聴いたりもしました。それでも、不眠の改善はできませんでした。
結論としては、夕飯の時間が睡眠の質に影響すること、睡眠の質が良いと日中も活動的になれること、正確に診断はされていないですがおそらくPMS(月経前症候群)なので、生理1週間前くらいは努力しても調子は良くないこと、などがわかりました。
私は生理痛もひどいので、トータル2週間くらいは「調子がいい日」はないものだと思うようになりました。プラスで天気が悪い日も、身体がどんより重くなるので、1か月の内調子がいい日は10日くらいだとわかりました。
私は少し体的に落ち着いてきた5月中旬ころから「夢ノート」というものを書くようにしました。それとは別に毎日日記を書くようにもしていました。
ただ、全部が1冊にまとまっていたほうがいいと思い、8月からは無印良品の8月スタートのスケジュール帳にまとめ始めました。
これは一例ですが、起床時間と就寝時間とその日の睡眠の質が自分なりにどうだったのか、その日の体調はどうだったのかということを書いています。
中途覚醒や悪夢で眠れなくなってしまった日は睡眠は×、中途覚醒や悪夢があった日は△、中途覚醒や悪夢があってもまずまず眠れた日は〇といった具合です。
体調に関しては、ある程度やるべき家事がこなせたり、だるさが少なければ〇で、体調が良い日は◎にしています。
あくまでも主観でどうだったかを評価します。
1週間1ページで構成されているので、左半分に日記を書き、右半分はそのとき気になったことを調べて書くようにしています。
あと、この「夢ノート」というのは、もう10年くらい前に使っていた「ハッピーメイクダイアリー」というものを参考にしています。
ハッピーメイクダイアリーは、「自分の夢」や近未来年表や夢を実現するためにどんなことをしたらよいのか、どんな自分になりたいか、とか細かく記入し、年間であったり、月ごとに目標と評価を記入します。
それにプラスして、私は自分の好きなものや好きな詩を書いたり、その手帳を見ると「少し前を向ける」ようなことを書くようにしています。
この日記を通して「自分自身」と向き合うことで、「症状に苦しむ自分」の他に「夢を持っている自分」「少しずつ体調が戻ってきた自分」を知ることができました。
欲を言えばもっと調子がいい日を増やしたいですが、仕事をしていた時も毎日調子がよかったわけではないし、調子が良くても嫌なことがあればそこに影響される日もあったので、ある程度は現状で満足できるようになりました。
食事を変えるとか、運動習慣を身につけるとか、もっと努力すべきところはありますが、とりあえず「背伸びしない」でラフにいられることのほうがよっぽど調子がいいので、これで良しとしています。
ちなみに、もっと体が辛かったときはこういう日記を書くような心の余裕はありませんでした。体が少しラクになったタイミングで私は動けるようになったので、抗うつ薬や眠剤の効果は多少あるのだと思います。