アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

続く不調との闘い Part1

3月の退職前、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、耳が聞こえにくいということがあり、耳鼻科受診をしました。そこでは、「アレルギー性鼻炎」の診断で、アレグラと点鼻薬の処方がされました。

 

3ヶ月経っても症状は続き、時期的にコロナ流行と重なっていたので受診は躊躇し、市販のアレグラ内服を続けていました。

6月に入り、喉に痰がからむような症状と膿のような口臭がひどくなったので(喉に痰が絡むような感じはもう1年以上ありました)、近所の耳鼻科を受診しました。

そこではアレルギー性鼻炎の所見はなく、慢性上咽頭炎という診断でした。

抗生剤と扁桃腺に効く漢方を処方され、1週間後の再診で慢性上咽頭炎は治っていると言われました。

しかし、私自身症状は何一つ改善していません。アレルギー検査をしても異常はなく、寒暖差アレルギーだろうとのことで、やることは対症療法しかありませんと言われました。

 

とりあえず私にも医療の知識は少なからずあります。 

そもそも「上咽頭炎=カゼ」ですぐに治るはずのものなのに、慢性上咽頭炎とは聞き慣れない病名でした。そして、カゼはウイルス感染によるものが多く、抗生剤で治るとは考えにくいんじゃないか?と疑問にも思っていました。私の場合、昨年10月に溶連菌感染症(溶連菌による咽頭炎で10日間程度の抗生剤治療を要するもの)を起こしているので、もしかしたらそこで菌がくすぶっていたんじゃないかとの判断で抗生剤を処方されていたのですが。

 

インターネットで「慢性上咽頭炎」と調べると、「体の不調(不定愁訴)の原因は慢性上咽頭炎かもしれません」という記事を見つけました。そして、EAT:上咽頭擦過療法(Bスポット療法)という治療があるということを知りました。

関連書籍が出ていたので、「自律神経を整えたいなら上咽頭を鍛えなさい」という本を購入しました。

 

 

 

書籍の中で、自律神経失調症慢性疲労症候群片頭痛と診断された方の多くが慢性上咽頭炎を併発していることが多いと書いてあり、私の症状と結びつくものが数多くありました。

具体的には

頭痛、肩こり、首こり

後鼻漏(喉に鼻水が流れている感じ)

喉の違和感、耳詰まり(聞こえにくさ)

めまい、起立性調節障害(起立性低血圧、運動後の動悸が治まらないなど)

過敏性腸症候群(よく下痢をする)

機能性ディスペプシア(胃もたれ

不眠症、うつ、無気力

認知機能障害(記憶力は低下したように感じました)

羞明(強い光を受けたときに不快感や目の痛みが生じること)

不随意運動(よく手が震えます)

むずむず脚症候群(寝るときに脚が異様にかゆくなります、それが原因で目が覚めてしまうこともあります)

でした。

自己免疫系の疾患(IgA腎症や関節リウマチなど)の患者さんでも慢性上咽頭炎を併発していることが多いとも書かれていました。

 

これらの症状は「おかしいな」とは思いつつも、もはや私の生活の「日常」になりつつあったので、実際に症状を見てこんなに当てはまるとは思いませんでした。

特に羞明という症状は、去年強く出ていました。テレビの光、リビングの照明、昼間の日差し、ショッピングモールの光でかなり眩しさを感じやすく、眩しくて目が開けられない、光刺激で頭痛がする、ということもありました。

 

・・・つづく