アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

1人の収入で夫婦生活するには・・・?

    退職する=これからの生活をどうするか考えなければいけない

ということでした。今後も受診は続くし、私たちはお金がなくなったらそこで人生がリセットされるわけではありません。

 

まず私たちが見直したことは経済的な価値観の共有です。

価値観の強要ではなく、あくまでも共有なので、どのように生活していくかを考える中で、お互いどこは妥協できるか、何は譲れないかということを把握することが今流行りの「持続可能な未来」に繋がっていくと考えました。

 

私の実家は決して裕福な家庭ではありませんでした。4人兄弟の末っ子の私は、学用品に姉や兄の名前が書いてある、親戚からのお古を着ることはもちろん、習い事もやりたいことができるわけではありませんでした。どうしてもピアノが習いたくて、見るに見かねた祖母がピアノを12年間通わせてくれましたが、中学校に入って行き始めた塾に金銭的な理由で高校進学時には行けなかったり、どうしても自分の学習机が欲しくて高校生のときに自分で購入したりしていたので、「お金があったら、こんな思いしないのに…」と思うことは多かったです。

ただ、両親は両親なりに金銭面でのフォローをしてくれていたし、父親が和室を洋室に私の部屋のリフォームをしてくれたり、母親とよく東京近郊に住む姉の家に新幹線で出かけたりしていたので、極貧生活をしていたわけではありませんでした。

 

夫のほうは”すごいお金持ち”なわけではないけれど、お金に不自由したことのない人でした。

 

 

結婚前から「お金の話」はしていて、そこでの価値観のぶつかり合いは多々ありました。私の「お金がない」という価値観と夫の「お金がない」という価値観はかなり違います。私の「お金がない」というのは、生活費が足りなくて借金するとか、いろいろなローンを抱えているとか、確実に資産が0に近い状態のことです。夫は、貯蓄がないことが「お金がない」ということでした。

 

 

ただここで分かったことは、お互いの認識に差があるにせよ、私たちはお金に対する知識がないということでした。病休中に金融リテラシーを身に着けるべく本を読んだり、物価に対する知識をつけていきました。

 

私たち夫婦の結論は、「お金がない=生活の質を下げる」ではなく、自分たちの収入に見合ったお金の使い方ができているかが大事になってくるということでした。