アラサー看護師”バセドウ病”になる

私は東京近郊に住んでいます。 看護師をしていましたが、バセドウ病発症後に退職しました。 バセドウ病発症後、同じ病気で戦っている方のブログで調べることが多く、 働き盛りで病気になるってどういうこと?私のこの症状ってなに? 結婚早々の病気をどう乗り越える?という私の疑問を、みなさんと 共有できたらな…と思い、ブログに綴ってみます。

続ハテナだらけの病休生活 Part2

 2回目の休職に当たって考えたことです。

 私が仕事を辞めると、会社から退職金が支給されます。その後、失業手当を利用するのですが、失業手当はあくまで退職後も働く意思のある人に支給されます。ハローワークで失業手当申請の手続きをして、求人募集を探したり面接に行ったりすれば3か月ほどは失業手当が支給されます。ただ、私のように「疾病により今現在は働くことができない」という場合は、傷病手当を最初に申請した日から18か月は最大支給されるので、ハローワークで働けない状態だということを証明すれば、失業手当の支給を遅らせることができます。

そのため、傷病手当の申請から最大21か月は収入が見込めるという判断になります。

 

 

私は社会制度をうまく利用しながら退職しようかと考えていたのですが、実際には病院から傷病見舞金が出ていることやまだまだ増えていく医療費が戻ってくること、体調がよくなれば再び働ける(ただその日がいつかわからないだけ)という淡い期待もあり、最終的には休職を続けるということにしました。

実際に、2回目の休職中にMRI検査や検査入院など治療費がかさんだので、この選択でよかったのだと思います。

 

 

もう1つ、夫の扶養に入りながら傷病手当を受給するという選択肢も考えられました。しかし、夫の扶養に入るための条件は、基本日額が3611円以下(だいたい標準報酬月額10.8万円以下)であることだったので、私が夫の扶養に入りながら傷病手当を受け取ることはできませんでした。退職以前の健康保険に任意継続することもできるので、標準報酬月額が30万円以上なら任意継続の健康保険料を払って傷病手当の受給するほうが、お得だそうです。私がこのやり方があると知ったのは、退職する直前のことでした。

 

だから「こんなやり方もあったのねー」と思うと、ただでさえどうなるかわからない闘病生活を共有して、私のように悩む人の参考になれば・・・という気持ちが強くなります。