メンタルが参っているときに観た映画
私はバセドウ病そのものより、かなりメンタルが参ってしまっていたので、2時間の映画を観続けることは困難でした。また、ハラハラドキドキする映画は返ってメンタルにダメージが加わるので、ディズニー映画など結末を知っている映画以外は観ませんでした。
そんな闘病中でも、個人的に楽しめた、好きな映画を紹介します。
「リトル・フォレスト 夏・秋」「リトル・フォレスト 冬・春」
これは橋本愛さんが主演で、東北の小森という村で主人公が、四季に合わせてほとんど自給自足の生活を送るお話です。
この作品は病気になる前から何度か見ていた映画です。
動いているけど立ち止まっているような、立ち止まってるようで動いているような、なんとなく自分に重なる部分のある物語な気がします。
私自身、田舎出身で家のうしろは山で、よく近所の滝まで散歩していたし、夏には祖母に頼まれて家の畑のキュウリやなすを収穫していたので、懐かしい気持ちになりました。そしてなにより、映画に出てくる食べ物がおいしそうで、食欲が低下していた私に食欲(料理する意欲)をくれた映画でした。
「かもめ食堂」
これは小林聡美さん主演で、舞台はスウェーデンはストックホルムです。主人公の冴えないカフェにお客さんが集まるようになっていくもので、物語は淡々と進んでいきます。そして、おにぎりが食べたくなります。ほのぼの温かい気持ちで見られる映画で、私はこの映画3回は観ました。
その他、小林聡美さんの出ている「めがね」「マザーウォーター」「山のトムさん」「パンとスープとネコ日和」などの作品は、日常が描かれているもので個人的に観やすかったです。